English 酸化に弱い成分を、安定配合する化粧品OEM 脱酸素製法®|特許第7398164号

特許取得技術 / 特許第7398164号
  • 90%以上 アスコルビン酸(ビタミンC)残存率 40℃6ヶ月/常温3年相当。通常製法では10%以下
  • 2〜3年相当 ハイドロキノンの変色抑制 通常製法では約1ヶ月で褐変
  • 1本に ビタミンC × レチノール 同時配合 安定pHの相反を、酸素側から解消

成分別の安定性データを見る >

COMMON PROBLEMS

ビタミンCも、レチノールも、香りも。店頭に並ぶまでに劣化していませんか? THE PROBLEMS YOU KNOW

酸化で茶色く変色した美容液

茶色く変色する

ビタミンC美容液などが酸化で変色。「古い・傷んでいる」と見られ、消費者の信頼を損ねます。

繊細な天然の香りのイメージ

香りが飛んでしまう

天然の香りは酸化に弱く、時間とともに劣化。開けた瞬間の印象が落ち、リピートに響きます。

有効成分が酸化で劣化する様子

成分が効かなくなる

せっかく配合した有効成分が、製造から使用までの間に酸化で分解・失活してしまいます。

原因は、すべて「酸化」

WHAT IS OXIDATION

そもそも「酸化」とは? WHAT IS OXIDATION

ものを古く・弱くしてしまう、
身近な現象です。

その原因は、空気中の酸素
肌にうれしい成分も、酸素に触れると少しずつ力を失っていきます。

切ると茶色くなるりんご

切ると茶色くなる

空気に触れた断面が酸素で変色。これも酸化です。

放っておくと錆びる鉄

放っておくと錆びる

酸素と結びついてボロボロに。サビは酸化の代表例。

時間とともに力を失うビタミンC

時間とともに力を失う

化粧品の有効成分も、酸素で分解され効果が落ちます。

どれも、犯人は同じ「酸素」

DEOXYGENATION

だから、化粧品づくりから
酸素を断つ。それが「脱酸素製法®」です。

製造の最初から最後まで酸素を遠ざけることで、
肌に届けたい成分を“つくりたての元気な状態”のまま守ります。

特許取得技術 / 特許第7398164号

仕組みはシンプル。全工程で酸素にフタをする。

酸素を抜いた環境で原料を混ぜて製造 STEP 01

つくる

原料を混ぜる仕込みの段階から酸素を抜いた環境で製造。

酸素が入らないように容器へ充填・密封 STEP 02

詰める

容器に充填するときも酸素が入り込まないように密封。

酸素に触れにくい状態のままお客様へお届け STEP 03

届ける

お客様の手元に届くまで、酸素に触れにくい状態をキープ。

だから、つくりたての鮮度をそのままに。
“酸化で失われていた成分の力”を、しっかり肌へ届けられます。

SEE THE DIFFERENCE

見てわかる、酸化の違い SEE THE DIFFERENCE

なぜ酸素で成分が壊れるのか。そして脱酸素製法でどう変わるのか。仕組みと、実際の見た目でご覧ください。

酸素によるアスコルビン酸の変色と脱酸素製法による抑制の比較図 通常の製法ではビタミンC(アスコルビン酸)が酸素と反応して茶色く変色するのに対し、脱酸素製法では酸素を除去することで変色を抑制することを示す比較図。 通常の製法 ビタミンC + O₂ 酸素 変色 酸素と反応して茶色く変色 脱酸素製法® ビタミンC + O₂ 酸素を除去 安定 酸素を除き変色を抑制

▲ 酸素でアスコルビン酸(ビタミンC)が変色する仕組み(イメージ図)

アスコルビン酸の変色比較。左が通常品(茶色く変色)、右が脱酸素製法®(変色を抑制)
通常製法
脱酸素製法®

▲ 実際の比較。左:通常の製法(茶色く変色)/ 右:脱酸素製法®(変色を大幅に抑制)

FRAGRANCE

香りも、つくりたての鮮度で KEEP THE SCENT FRESH

オレンジの花の天然の香りを封じ込めた脱酸素製法®の鮮度セラム(製品イメージ)

※画像はイメージです

天然の香りは、酸素に触れると劣化しやすい繊細な成分です。脱酸素製法®なら香りの酸化も抑え、開けた瞬間の“つくりたての香り”をそのままお届けできます。

実例として、オレンジの花の天然の香りを封じ込めた鮮度セラム(大阪万博リボーンチャレンジ製品化第二号)を開発しました。香りを大切にする処方ほど、脱酸素製法®の価値が活きます。

詳細を見る >

STABILITY DATA & CASES

成分別のデータと処方事例 STABILITY DATA & CASES

脱酸素製法によって、従来は難しかった処方が実現できるようになりました。
成分名をタップ/クリックすると、それぞれの安定性データが開きます。

01

アスコルビン酸(ビタミンC)
美白・抗酸化の代表成分

酸化による分解を防ぎ、ビタミンC本来のはたらきを肌へ届ける。

ビタミンCは美白成分として需要が高い一方、酸化による分解が速く「効果が持続しない」という課題がありました。脱酸素製法により、40℃6ヶ月(常温3年相当)の長期安定性試験で残存率90%以上を達成。通常製法の10%以下と比較して9倍以上の安定性です。
(※HPLCによる測定。)

アスコルビン酸残存率(40℃ 6ヶ月 / 常温3年相当)

脱酸素製法
90%以上
通常製法
10%以下

WHAT BECOMES POSSIBLE

  • アスコルビン酸を有効成分とする医薬部外品(化粧水・美容液)を、高残存率の処方で提供できます。香料の変更にも対応します。
生ビタミンC 15% / 誘導体 生ビタミンCと誘導体、どちらを選ぶか 型ごとの違いと、優先したいことからの選び方。組み合わせの実績も。 読む >
02

アスコルビン酸 × レチノール 同時配合
業界の常識を覆す処方

酸化を防いで、互いに安定するpHを両立。

アスコルビン酸が安定するpHは3〜3.5、レチノールが安定するpHは5〜6。この相反する条件から、2つの成分の同時配合は「業界の常識として困難」とされてきました。

アスコルビン酸とレチノールの安定pH域の比較 アスコルビン酸が安定するpHは3〜3.5、レチノールが安定するpHは5〜6で、両者の範囲は重ならない。脱酸素製法によりアスコルビン酸をレチノールの安定域へ近づけられることを示す図。 アスコルビン酸が安定 pH 3〜3.5 レチノールが安定 pH 5〜6 従来はこの差が埋まらなかった pH234 5678 脱酸素製法で、アスコルビン酸をレチノールの安定域へ近づけられる

脱酸素製法によりアスコルビン酸をレチノールの安定するpHに近づけることが可能になりました。煩雑だったスキンケアを1本で行う処方が実現します。

WHAT BECOMES POSSIBLE

  • ビタミンCとレチノールを同時に配合した、1本で完結する高機能オールインワン美容液を提供できます。
ビタミンC × レチノール 同時配合を1本に 安定pHが相反する2成分。制約を酸素側から外した開発の記録です。 読む >
03

グルタチオン
酸化分解しやすい美白成分

酸化による抗酸化力の低下を防ぎ、鮮度の高い状態をキープ。

グルタチオンは酸素による分解が起きやすく、製品への安定配合が難しい成分です。脱酸素製法によって抗酸化力の低下が大幅に改善し、フレッシュな状態でお客様にお届けすることが可能になりました。(※酸化還元滴定による測定)

グルタチオンが酸化して二量体になる反応グルタチオンのシステイン残基が持つチオール基が酸化されると、2分子がジスルフィド結合でつながった二量体になることを示す構造式。グルタチオン(還元型)γ-グルタミル ― システイン ― グリシンHOOOONH₂ONNOHSH酸化酸化型グルタチオン2分子が S–S でつながるHOOOONH₂ONNOHSHOOOONH₂ONNOHS グルタチオンが酸化して二量体になる反応グルタチオンのシステイン残基が持つチオール基が酸化されると、2分子がジスルフィド結合でつながった二量体になることを示す構造式。グルタチオン(還元型)γ-グルタミル ― システイン ― グリシンHOOOONH₂ONNOHSH酸化酸化型グルタチオン2分子が S–S でつながるHOOOONH₂ONNOHSHOOOONH₂ONNOHS

ピンクで示したチオール基(–SH)が酸化されると、2分子が S–S でつながった二量体になり、抗酸化力を失います。還元率の測定に使う酸化還元滴定は、この –SH の量を見ています。

WHAT BECOMES POSSIBLE

  • グルタチオンを高濃度で安定配合した処方を、ODM・OEMで提供できます。
グルタチオン 1% / 3% グルタチオンを高濃度で配合する 還元率は通常製法比1.9倍。配合の上限を決めているのは、においです。 読む >
04

ハイドロキノン
変色・品質低下の問題を解消

酸化による変色を防ぎ、明るく澄んだ品質を長期間キープ。

ハイドロキノンは酸化によって約1ヶ月で茶色に変色するという問題がありました。外観の変色はそのまま消費者の信頼損失につながります。脱酸素製法により2〜3年相当の変色抑制に成功しました。

ハイドロキノンが酸化してp-ベンゾキノンになる反応 ハイドロキノンのパラ位にある2つのヒドロキシ基が酸化されてカルボニル基に変わり、p-ベンゾキノンになることを示す構造式。 ハイドロキノン OH OH 酸素と反応 p-ベンゾキノン O O

パラ位にある2つのOHが酸化されてカルボニル基に変わります。OHが失われることが、褐変の正体です。

ハイドロキノン 変色抑制期間

脱酸素製法
2〜3年相当
通常製法
約1ヶ月

WHAT BECOMES POSSIBLE

  • 長期間変色しないハイドロキノン処方を、店頭陳列・在庫期間を見込んだ設計で提供できます。
HQ 2% / 純VC 5% ハイドロキノンと純アスコルビン酸を、同一処方で 50℃・3ヶ月の加速試験で褐変なし。両成分とも残存率80%超。 読む >
DEOXYMARK

デオキシマーク® CONSUMER-FACING TRADEMARK

デオキシマーク® 脱酸素製法

脱酸素製法で製造した製品には、商標登録済みの「デオキシマーク®」を付与することができます。消費者への「酸化から守られた処方」の訴求手段として活用いただけます。

既存処方を脱酸素製法に切り替えるOEM案件にも対応しています。現在の処方をお持ちのブランド様もお気軽にご相談ください。

FAQ

よくあるご質問 FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

Q.脱酸素製法とはどのような技術ですか?
製造中からお客様にお届けするまでの全工程で酸素への接触を極限まで排除する、プリマール株式会社の特許技術(特許第7398164号)です。酸化によって分解・変色しやすい有効成分を安定した状態に保つことができます。
Q.アスコルビン酸(ビタミンC)はどの程度安定しますか?
40℃6ヶ月(常温3年相当)の条件でアスコルビン酸残存率90%以上を達成しています。同条件の通常製法では10%以下まで低下するのに対し、脱酸素製法によって大幅な安定性向上が実現されています。
Q.レチノールとビタミンCの同時配合は可能ですか?
可能です。従来はアスコルビン酸の安定pH(3〜3.5)とレチノールの安定pH(5〜6)が異なるため同時配合が困難でしたが、脱酸素製法によってアスコルビン酸をレチノールの安定するpHに近づけることができ、1本でのケアが実現します。
Q.ビタミンCが酸化で変色するのはなぜですか?
ビタミンC(アスコルビン酸)は酸素と反応しやすく、酸化すると分解して黄〜茶色に変色し、本来のはたらきも低下します。脱酸素製法は製造から充填までの酸素接触を排除することで、この変色と分解を抑えます。
Q.ハイドロキノンの変色も抑えられますか?
はい。ハイドロキノンは通常約1ヶ月で茶色に変色しますが、脱酸素製法では2〜3年相当の変色抑制を確認しています。店頭陳列や在庫期間を見込んだ処方設計が可能です。
Q.既存の処方を、脱酸素製法に切り替えられますか?
はい。お持ちの処方をそのまま脱酸素製法に切り替えるOEM案件を承っています。香料の変更にも対応しています。処方内容とご希望の容器仕様をお知らせください。
Q.処方のご提案からお願いできますか?
はい。アスコルビン酸を有効成分とした医薬部外品処方(化粧水・美容液)などをご用意しています。目的や剤型からの処方設計(ODM)も承ります。

脱酸素製法®の処方・OEM案件について

処方のご提案、安定性データの詳細、対応可能な製品カテゴリについては
お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・資料請求