GLUTATHIONE グルタチオン 1%・3% 配合
グルタチオンを1%、3%で。
脱酸素製法®により、グルタチオンを1%および3%配合した美容液の製造実績があります。還元率は通常製法比1.9倍を維持しています。
実証データ
| 配合 | グルタチオン 1% / 3% |
|---|---|
| 剤型 | 美容液 |
| 保存条件 | 50℃・3ヶ月(加速試験/アルミパウチ未開封) |
| 測定方法 | 酸化還元滴定 |
| 還元率 | 通常製法比 1.9倍 |
測定は酸化還元滴定によります
1%とは、どれくらいの量か
グルタチオン1%は10,000ppm、3%は30,000ppmです。同じ量でも、ppmで書くと数字は1万倍になります。
配合量は全成分表示に書かれないため、「配合」とだけ記載されている場合、そこから量は読み取れません。単位ごとの換算は配合量のものさしで確認できます。
高濃度配合の壁は、におい
グルタチオンは、グルタミン酸・システイン・グリシンからなるトリペプチドです。システイン由来の含硫基を持つため、濃度を上げるほど硫黄様のにおいが出ます。
配合量を決めているのは、多くの場合ここです。安定性より前に、においで上限がかかります。
当社では、処方技術と香料によるマスキングを組み合わせて、1%・3%での配合を成立させています。具体的な手法は公開していませんが、剤型と香りの方向性が決まっていれば、成立の可否は早い段階でお答えできます。
入れたあとに、残るか
においを越えて配合できても、次は酸化です。
グルタチオンのはたらきの中心は、システイン由来のチオール基(-SH)です。このチオール基は酸素に弱く、酸化されると2分子が結合して酸化型グルタチオン(GSSG)に変わります。この状態では、本来の還元力は失われています。
配合量を増やしても、届く時点で酸化していれば意味がありません。脱酸素製法®では、50℃・3ヶ月の加速試験で、通常製法の1.9倍の還元率を維持しています。
技術構成
酸素を2段階で断ちます。
充填時の窒素置換
一次容器に残る酸素を、充填の時点で除きます。
アルミパウチ内の脱酸素剤
一次容器の外側に配置し、パウチ内の酸素を吸収し続けます。
脱酸素剤は製品に直接接触しない非接触構成のため、処方への影響がありません。
一次容器は、バリア層を持つエアレス容器を標準としています。ガラス・樹脂・チューブなどにも対応できます。アルミパウチを開封するまでは脱酸素剤が働き続けるため、ブランド様が先に容器を決定されている場合でも、多くはそのまま進められます。
開封後は、一次容器のバリア性がそのまま効きます。バリア性の低い容器では品質の低下が早く出るため、容器仕様は事前にご相談ください。
- 一次容器
- バリア層入りエアレス容器(標準)/ガラス・樹脂・チューブ等も対応可
- 充填
- 窒素置換(必須)
- 二次包装
- アルミパウチ+脱酸素剤(必須)
発注をご検討の方へ
| 対応区分 | 化粧品 |
|---|---|
| 剤型 | 美容液 |
| 既存処方の脱酸素化 | 対応可(要処方確認) |
| 最小ロット | 1,000本 |
| リードタイム | 約6ヶ月(試作から初回納品まで) |
※ 既製容器を使う通常のご依頼は100本から承っていますが、脱酸素製法ではバリア層を持つエアレス容器が必要になるため、容器側の最低発注数が下限になります。
※ 通常のご依頼より期間を要するのは、試作と安定性の確認を挟むためです。