MINIMUM LOT 最低ロットは何本から
ご支給容器・既製容器なら、100本から。
最低ロットは、中身ではなく容器で決まります。同じ「小ロット対応」でも会社によって100本から3,000本まで幅があるのは、前提にしている容器が違うためです。容器の選び方ごとの本数と、費用・納期の目安をまとめました。
容器の選び方と、必要な本数
| お客様からのご支給 | 100本から/すでに容器をお持ちの場合、あるいはご自身で調達される場合 |
|---|---|
| 既製容器から選ぶ | 100本から/市場に流通している規格品を使う方法。当社で容器・化粧箱等の資材を手配できます。デザインのご提案も承ります |
| オリジナル形状を起こす | 本数が大きく上がります/容器メーカー側の最低発注数が必要な本数を決めます。見積もりでは1,000個前後になることが多く、ここが「1,000本から」という数字の出どころです |
100本規模で始める場合、現実的なのは既製容器から選び、ラベルや化粧箱のデザインで独自性を出す方法です。容器の形が共通でも、デザインで印象は変わります。
既製容器の例
- ボトル
- ポンプ
- チューブ
- ジャー
- スプレー
- パウチ
- 泡ポンプ
※一例です。剤型によって使える容器は変わります。取り扱える製品の種類は製品開発ページの取扱製品をご覧ください。
なぜ容器で決まるのか
中身は必要な量だけ作れます。一方で容器は、ボトルもキャップも化粧箱も、決まった数量の単位でしか調達できません。だから本数の下限は、ほぼ容器の側から降りてきます。
もうひとつ、原料も本数に影響します。100本のためだけに原料を新規で仕入れると、原料メーカー側の最低購入量が効いてきます。使うのはごくわずかでも、決まった単位で買わなければなりません。手元にある原料で組める処方ならこの制約を受けずに済むため、ご相談の早い段階で使いたい成分の方向性を伺っています。どうしてもその成分でなければ成立しない処方なら、原料の最低購入量に見合う本数を作る方が、結果的に無駄が出ないこともあります。
本数が少ないと、1本あたりは上がります
製造にかかる費用は、本数に比例するものと、1回作るごとにかかるものに分かれます。
作る数だけ増える費用
- 原料
- 容器・キャップ・ラベル
- 化粧箱などの資材
1回作るごとにかかる費用
- 処方の開発・試作
- 表示や成分の薬事確認
- 製造の準備・段取り
- 充填ラインの設定と洗浄
右側は100本でも10,000本でも大きく変わりません。これを何本で割るかで、1本に乗る額が変わります。1本あたりは上がりますが、動く総額は小さく収まります。どちらを優先するかは、その本数で何をしたいかによって変わりますので、営業担当と一緒に組み立てさせてください。
納期の目安
本数が少なくても期間は短くなりません。処方開発も薬事確認も、本数とは関係なく必要な工程だからです。
打ち合わせ・企画提案
剤型・容量・容器の方向性と、化粧品として出すか医薬部外品として出すかを確認します。コンセプトだけの段階からご相談いただけます。
試作・サンプル確認
実際に手に取っていただき、使用感のご要望を反映して調整します。ご納得いただけるまで何度でも対応いたします。
初回提出まで 約2週間処方・容器決定・薬事確認
表示・成分名・法定表示の確認を専門担当が行います。
最終見積り・発注・製造・納品
原料・容器を手配し、ISO 22716(化粧品GMP)認証の品質体制のもとで製造します。納品後のリピート生産や増産のご相談も承ります。
ご注文から納品まで 約1.5〜3ヶ月(新規の場合)※納期は資材の納期・処方・製法・数量(ロット)により異なります。
ご相談前に決まっていると早いこと
すべてが決まっている必要はありません。以下が固まっていると、本数と費用の見通しを早くお出しできます。
| 剤型と容量 | 化粧水なのかクリームなのか、1本あたり何mLか。使える容器の選択肢が絞れます |
|---|---|
| 容器をどうするか | ご支給・既製容器・オリジナルのいずれか。本数に最も影響します |
| 化粧品 / 医薬部外品 | 訴求したい内容によって変わります。医薬部外品のご提案も可能です |
| 支給原料の有無 | ご支給いただく場合は安全性を証明する書類が必要です。起源・製法・規格・生菌数などのデータをご用意ください |
| その本数で何をしたいか | テスト販売・イベント配布・本格展開の第一弾など。目的によって本数のご提案が変わります |
※化粧品ビジネスが初めての方からのご相談も多くいただいています。成分や仕様についても打ち合わせを重ねながら進めます。